睡眠時無呼吸症候群
- 大きな「いびき」
- 日中の極度な眠気
- 睡眠中の多動
- 夜間の多尿
- 起床時の頭痛や頭重感
- 性格の変化
- 夜間の窒息感や息切れ
- 性機能低下 など
- 脳梗塞
- 心筋梗塞
- 不整脈
- 高血圧
- 糖尿病
大切な人の「いびき」、大丈夫ですか?
いびきは、単に一緒に寝ているパートナーの睡眠を妨害する嫌な「音」だけではなく、睡眠中に呼吸が止まる「SAS(睡眠時無呼吸症候群)」や、重度の合併症を引きおこしている場合もあります。
いびきをかいているという事は、眠りが浅く熟睡できていない証拠でもあります。
「最近、どうも目覚めが悪い…」
「しっかり睡眠をとっているのに、昼間も眠気に襲われる…」
こんな症状にお心当たりがある方は、是非一度、ご相談にいらしてください。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは
睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、睡眠中に舌や軟口蓋と呼ばれる上顎の柔らかい粘膜の部分の緊張が緩むために空気の通り道が閉塞され、呼吸が止まってしまう病気です。
呼吸の停止により、脳が酸素不足を感知して、呼吸を回復させるために一時的な覚醒を促すので窒息することはありませんが、この脳の覚醒を一晩に何度も繰り返すことで睡眠不足による昼間の強い眠気はもちろん、血中の酸素不足により心肺機能への大きな負担がかかり、心筋梗塞や脳梗塞などの生命にかかわる様々な病気を誘発することが解っていますので注意が必要です。
無呼吸症候群はご自身ではなかなか気が付きにくい病気ですが、日本国内でも約200万人の潜在的な患者が存在し、今後さらに増加傾向にあるともいわれている病気です。
疑いのある方は早めに専門医師による受診・検査をおススメいたします。
【主な症状】
【主な合併症】
子供のイビキ、ご注意ください
子供の成長発育に、良質な睡眠は欠かせません。
イビキをかくと言うことは睡眠中の酸素供給が十分に行われていないと言うことです。
脳、神経系の成長発育は10歳を前にピークを迎えるため、この時期の良質な睡眠はお子さまの健康な発育にとって非常に需要です。
当院では、お子さまの育脳にも力を入れております。
当院で行う、睡眠の質改善
TPC(舌姿勢補正器 Tongue Posture Corrector)
TPCとは、広島の河田先生が考案された「口腔内装置」です。
もともとは顎関節症治療のために開発された装置ですが、顎関節症だけでなく低位舌によって引き起こされる多くの疾患にも有効です。
当院では、顎関節症のほか、いびきや歯ぎしりの改善のための装置もとして治療に取り入れております。